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SACDの楽しみはマルチにあり![オーディオ]

SACD(スーパー オーディオCD)はCDと比較して大きく二つの優れた点があります。
ひとつは音質、もうひとつはマルチチャンネルへの対応です。

音質に関しては、CDが採用しているリニアPCM方式ではなく、
DSD(Direct Stream Digital)方式を採用し、
100kHzをカバーする再生周波数範囲と
可聴帯域内120dB以上のダイナミックレンジを確保している。
データ容量(Mbytes)は、4700 対 780。
サンプリング周波数(kHz)は、2822.4 対 44.1。
圧倒的な高音質。感動だけでなく新しい発見がある。

が、今回注目したいのは、マルチチャンネルです。
マルチチャンネル作品には、
ピンクフロイドや70年代SQマルチのように、
表現手法として、音を複数チャンネルに分配した作品と、
ピンクフロイド/狂気
ピンクフロイド/狂気
山口百恵ヒット全曲集-1974年版-4.1ch
山口百恵ヒット全曲集-1974年版-4.1ch

ライブアルバムやホール録音にこだわったクラシックなど
空間表現、つまり音場再現を目的した作品に2分されます。

レオン・ボッツスタイン&ロンドン交響楽団 /ポポフ:交響曲第1番 作品7、ショスタコーヴィチ:主題と変奏 作品3
レオン・ボッツスタイン&ロンドン交響楽団/
ポポフ:交響曲第1番 作品7、ショスタコーヴィチ:主題と変奏 作品3

鈴木秀美(チェロ)/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
鈴木秀美(チェロ)/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲

一昔前までは、マルチチャンネルというと、
例えば、イントロがフロントスピーカーから流れ、
センタースピーカーからボーカル、間奏はリアスピーカーから…
という風に“演出過多”“邪道”など、
純粋音楽ファンには指示されなかった、という経緯があります。

が!
最近、ペンタトーンやオクタヴィアなど専門レーベルから、
驚愕の音場再現に成功したDSDレコーディング作品が登場している。
“リアル”な定位。アーティストが目の前で演奏している感覚、
ホールの形や大きささえ認識できる、その感動は筆舌に尽くしがたし!
DSDマスタリング、ミキシング技術も向上し、旧作にも魂が吹き込まれている。

とにかく、百聞は一聴にしかず。
マルチチャンネルを楽しむには、マルチチャンネルに対応した
スーパーオーディオCDプレイヤー(ユニバーサルプレイヤー)と
複数のチャンネル出力を持つパワーアンプ、
複数のスピーカーシステムが必要になります。
「DVD-3910」
「DVD-3910」DENON

2009年08月

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村田茂                                                               ソニー・マガジンズ代表取締役                                               デジモノステーション発行人                                                
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