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佐野元春 and THE HOBO KING BAND TOUR 2006「星の下 路の上」[音楽]

昨日、“佐野元春 and THE HOBO KING BAND TOUR 2006”の
最終日を観に行ってきました。
オープニングは「アンジェリーナ」。
満席の国際フォーラム・ホールAは、最初から総立ち。

佐野さんは今年3月でデビュー満26年、すでに27年目に突入。
小誌では、一昨年、アルバム『THE SUN』リリースの折りにインタビューを掲載。
『THE SUN』
その時、特写した写真をとても気に入っていただき、
ご本人から編集部にメールをいただいた、なんてこともありました。

83年に高校に入学した僕としては、まさに世代です。
はい、ジェネレーション。
というわけで、高校時代に彼女の誕生プレゼントに贈ったのが、
4THアルバム(コンピ)『ノー・ダメージ (14のありふれたチャイム達)』
『ノー・ダメージ (14のありふれたチャイム達)』
僕も彼女も「情けない週末」が好きで……。

「アンジェリーナ」が収録されている1STアルバム
『バック・トゥ・ザ・ストリート』は、1980年4月21日発売。
『バック・トゥ・ザ・ストリート』
佐野元春を語る上で「アンジェリーナ」は象徴的な楽曲でしょう。
♪シャンデリアの街で眠れずに
  導入からすごい。佐野ワールドの幕開け。
♪ニューヨークから流れてきた淋し気なエンジェル
  アメリカのにおい。都会的。どこ?センチメンタル。だれ?
♪サーキットシティ駆け抜けて
  2番の導入もすごい。スピード全開。
♪望みを失くした ポップコン・ガール
  初めて耳にする言葉。ポップコン・ガール。トドメ。
♪車が来るまで 闇に くるまっているだけ
  たたみかける天才的な言葉、言葉、言葉。
♪フッと迷ってしまいそうな時でも二人でいれば大丈夫だぜ
  ラブソングなのです。

日本語を“R&B・ロックに乗せる”ことに成功した数少ない日本人ボーカル。
あとは、やはり邦楽に“新しい言葉の表現”を持ち込んだ作家だと思う。
「博士の数式」の小川洋子が当時書いた
「アンジェリーナ―佐野元春と10の短編」ってのもあります。
「アンジェリーナ―佐野元春と10の短編」

「ガラスのジェネレーション」が収録されている2NDアルバム
『ハートビート』は、1981年2月25日発売。
『ハートビート』

「サムデイ」が収録されている3RDアルバム
『サムデイ』は、1982年5月21日発売。
『サムデイ』
「サムデイ」。
みんな泣いてましたね。
「20代で作ったこの曲を、30代でも40代でも歌ってきました。今日も歌います」
そう、リスナーも10代、20代で聞いたこの曲を、今も聞き続けてる。
確かに、いろんなことがリアルに感じてしまう年になったし、
愛の謎も解けたのかも知れない。僕の前の席は親子5人連れだった。
ピアノもサックスも原曲に忠実に演奏されてました。
この曲はそういう曲だと思う。みんな大事にしてる。
というわけで、30曲に迫る、3時間30分というライブに脱帽。
佐野元春は50になって、つまらない大人どころか、すげえ楽しそうに見えた。

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村田茂                                                               ソニー・マガジンズ代表取締役                                               デジモノステーション発行人                                                
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