太陽系の話。その3[ソフト]
さて、今回“太陽系の惑星が3個増える!”というニュースは、
16日、国際天文学連合の総会で発表された「惑星の新定義」によります。
・天体が自ら球状の形を維持できる重力を持っていること
・恒星を周回している天体で、恒星や惑星の衛星ではないこと
この2つの条件を満たす天体を惑星として追加するというものです。
具体的に、この条件を満たすのが、
昨日のブログで解説している「2003 UB313」と「ケレス」、
そして「カロン」です。
「2003 UB313」は、「EKBO」系小惑星。
実は、2003年に写真撮影されていて、それを2005年に発見、発表。
10番惑星候補。名前募集中?
「ケレス」は、火星と木星の軌道間にある小惑星で、
発見されたのは、なんと1801年。セレスとも呼ばれます。
200年経って、ついに惑星に昇格?
「カロン」は、これまで冥王星の衛星と位置づけられて来ましたが、
今回、冥王星の二重惑星であると発表されています。
ポイントは質量です。「2003 UB313」は直径2400km、
「カロン」は直径1200km、「ケレス」は直径950km。
「クワオアー」や「セドナ」は、「ケレス」よりも大きいのですが、
球形を維持できているかどうかが未確認のため惑星と見なされません。
天体の運命を決める最も重大な要素は質量です。
地球に大気と生命体が存在するのは、太陽との距離と質量の奇跡。
人類の科学技術の発展により、新しい天体が次々に発見されています。
平原綾香『Jupiter』の原曲=ホルストの組曲「惑星」には、
冥王星あり、なしバージョンがあります。
ホルストが「惑星」を作曲したのは、1916年。
冥王星が発見されたのは、1930年。しょうがないですね。
2000年に、イギリスの作曲家コリン・マシューズが「冥王星」を書いています。
ってことは、「2003 UB313」「ケレス」「カロン」の曲も
誰かが書くことになりますね。う~む。

「惑星/ホルスト」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/カラヤン指揮

「惑星/ホルスト(コリン・マシューズ「冥王星」付)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ラトル指揮
最後に忘れてはならないのが、やはりシャリア・ブル。
「木星帰りの男」。
惑星を“背負っちゃった人生”の形容に使ったのは初めてじゃないですかねえ?
ブラッドベリもびっくりでしょう。
「木星帰りの男」。なんだか渋い。

機動戦士ガンダムBOX1


