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ザ・ベストテンの記憶[人]

次号REBOOTの「ザ・ベストテン」特集に、
黒柳徹子さんと、番組プロデューサーだった
元TBSの山田修爾さんにご出演いただきました。

我々REBOOT世代にとって木曜夜9時といえば、ザ・ベストテン。
楽しみでしたねえ。必ず見てました。
1980年前後は、テレビが一家に一台だったので、
必然的に家族全員で見てたんですよね。
しかも、歌謡曲~ニューミュージックへの過渡期で、
国民の全員が、ヒット曲を共有してたんですよね。
つまり、大人と子供が聴いてる=口ずさむ歌が同じだったわけです。
子供だって演歌を歌えましたからね。

お二人の対談では、伝説の名シーンの話が盛りだくさん。
すごいなあ、と思うのは、実に正確かつ鮮明に覚えてらっしゃること。
ちなみに、僕や同世代スタッフもしっかりついていけるんですよね。
よみがえる記憶の数々。これが視聴率40%のパワーですね。
黒柳さんの生放送ハプニング話、久米さんの話、アーティストの話、
そして、「山田演出」と呼ばれる伝説のセットや企画の話などなど、
REBOOT世代にはたまらない貴重な対談は、REBOOT第4号(11月30日発売)で!

感動するのは、毎週生放送だった、ってところにつきます。
お茶の間にあった、究極のライブエンタテインメント。
僕たちは“歌手が歌うヒット曲”だけを楽しみにしていたわけではなく、
「ザ・ベストテン」という番組を楽しみにしていたわけです。
それは、山田さんの究極の演出のことであり、誰にも二度とできない。
すごいセットはもちろん、駅、新幹線、飛行機などからの中継……
生放送の音楽番組の領域を超えた真剣勝負の連続だったわけです。

そして! 生放送中に起こるハプニングのすべてを、
良質のエンタテインメントに変換していたのが、黒柳さんだったわけです。
その反射神経とそのバイタリティは、奇跡の領域だと思いますし、
やはり誰にも真似できないですよね。
つまり、そういう化学反応(インプロビゼーション)を
毎週楽しんでいたわけです。贅沢ですね。

黒柳さんは、言葉では表現できない魅力とパワーに充ち満ちてっらしゃる。
人としてのエネルギーをいっぱいいただきました。
山田さんには今回の企画に多大なるご協力をいただきました。
お二人に感謝。

2009年08月

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村田茂                                                               ソニー・マガジンズ代表取締役                                               デジモノステーション発行人                                                
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