YUI LIVE 2007 武道館[音楽]
ギターを弾く女の子が好きだ。
エレキギターを掻き鳴らす女の子は特別好きだ。
そういうわけで、YUIの楽曲で一番好きなのは「Rolling star」。
パパのヘビーローテーションのおかげで、
小1の娘はフルコーラスで歌えてしまう。
「もう我慢ばっかしてらんないよ~」なんて風に。
もちろん、パパもカラオケに行くと必ず歌う。
「でも現実は日々トラぶって、たまに悔やんだりしてる~」って風に。
YUIのストリートライブはテレビでしか見たことがないけど、
クールで伏し目がちな表情とぶっきらぼうなMCが意外だった。
音楽番組でトークする彼女は、静かで真剣で、そしてかわいらしい。
が、そのどちらとも違う、
歌ってる時の力のある目、歪めた表情は、ストイックな熱さに満ちている。
初の武道館ライブで、彼女は驚くほど緊張していた。
でも、不器用だけどあの伏し目がちな女の子は、そこにはいなかった。
1万人近い人々の合唱。たくさんの共感がそこにあった。
成長とかそんなこととは違う、大事ななにかを手に入れたのだと思う。
何か手放して そして手にいれる
そんな繰り返しかな?
「え~やだ~もっと歌って~」と叫び続ける観衆を遮るように
アコギ1本で歌い始めた2回目のアンコール。
最後の歌「TOKYO」の歌詞が耳に残る。

ヒリヒリと露出した傷跡のような心の声。
それは、ストリートのあの時のYUI。優しくも強い。
そう、彼女は変わってなんかいない。
人を感動させるのは演出じゃない。
東京に来て20歳になって、そう、大人になっても、
彼女が手放したくないものは、なにも手放してなんかいない。
新しい出会いが夢を支えた
「Thank you My teens」の最後のフレーズ。

そのキラキラした羽化の瞬間、新しい出会いの中で生まれてくる
素敵な歌を心待ちにしています。
