芸術の秋7連発~フジ子・ヘミング[音楽]
フジ子・ヘミング ピアノコンサート(市川市民文化会館)。
齢アラ80にして世界中で演奏を続けるフジ子・ヘミング。
あまりにも“優しい”一音一音の集合体。
テクニック云々などを超越した彼女の世界は、
クラシックピアニストというカテゴリーには収まり切らない。
その表現力には人生の深みそのものである。
たまたま見た、NHKのドキュメンタリーETV特集(1999年2月11日)
『フジコ~あるピアニストの軌跡~』は衝撃的でしたね。
聴力を失ったピアニストの壮絶な人生。
あまりにも陰鬱な雰囲気に包まれた番組の中で、
あまりにも優しい音色(タッチ)は、今でも忘れられない。
その後デビュー。
年齢不詳ですが、wikiによると弟の大月ウルフ(俳優)が75歳ということで、
現在80歳前後? ということは70歳デビューってことになりますよね。
先月もニューヨークでの演奏会があったばかり。
凄いですね。
ちなみに、弟の大月ウルフも凄い!
彼が演じた役は以下の通り。
マグマ大使(ジョージ山口)、マイティジャック(Q司令官)、
レインボーマン(電流人間エルバンダ)、風雲ライオン丸(神父)、
コンドールマン(ゴードン司令官)、必殺仕掛人(ロドリコ神父)、
ポワトリン(天才開発塾塾長)、ダイレンジャー(ノコギリ大僧正)、
映画『二百三高地』(ロシア軍将校捕虜)などなど多数。
特撮無国籍風悪役で彼の右に出る者はいない。
フジ子といえば、リストとショパンの印象が強いのですが、
ラ・カンパネラでは、その難解さを忘れさせてしまうほど、
“大事に音を置きにいく”ような表現は、とてもロマンティック。
やはり印象派に向いていると思う。
今回もラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が良かった。
アンコールのドビュッシー「月の光」は…筆舌に尽くし難し。
假屋崎氏の花も凄かった!

