「坂の上の雲」いよいよスタート!秋山好古の下宿[テレビ]
小社がある千代田区の番町は、
江戸時代には旗本屋敷が立ち並んでいた町です。
僕が毎朝出社する時に通る市ヶ谷駅前の交差点には
直参佐久間家の大きな屋敷がありました。
(東京空襲で焼けたため当時の建物は残っていません)

今週末11月29日から始まるNHKドラマ「坂の上の雲」の
主人公=秋山好古が下宿していたのがこの佐久間屋敷です。
秋山好古、真之という明治の軍人兄弟をここまで世に知らしめたのは、
司馬遼太郎が昭和になって書いたこの作品に他ならない。

司馬は数ある小説だけでなくコラムや講演やテレビでも
「明治日本、明治の日本人」について多くを語っているわけですが、
太平洋戦争を経て戦後日本人がなくしてしまったオリジン日本の気質を
この2人の軍人とその友人=正岡子規を通して象徴的に描いています。
確かにここにいる日本人は、現代人とは根本的に異なる部分が多い。
明治と平成、どちらが豊かでどちらが幸福かを計るものさしはありませんが、
日本だけでなく産業革命期の欧米や最近の中国などを見るに、
文明が発展する中で失っていくもの(変化?)が存在することは明らかで、
もしかすると、それが人類の進化の限界だったりするのかも、と思うのです。
NHKドラマ「坂の上の雲」は、これから3年間も続くドラマだそうです。
3年後の日本はさらに何かが変わっているのかも知れないですね。
とにかく楽しみです。
