「私は貝になりたい」全国ロードショウ中です。
「どうしてどうして、なんで俺が」
というテレビCMで流れる中居くんの叫びに集約される
BC級戦犯の戦後を描いたドキュメンタリー。
絞首刑の判決を受けた実在の人物・加藤哲太郎の遺書が題材。
過去にも数回映像化されています。
1958年、ラジオ東京テレビ=現・TBS。(主演:フランキー堺)
1959年、映画化東宝。(主演:フランキー堺)

1994年、TBSがリメイク。(主演:所ジョージ)
2007年、日本テレビ(主演:中村獅童)
この映画の影響か、NHKでもBC級戦犯をテーマにした
ドラマ「最後の戦犯」とドキュメンタリーが立て続けに放送されています。
僕は以前から従軍記録を集めていますので、
その中にはBC級戦犯関連の資料もあります。
数年前、古書店で偶然見つけた「世紀の遺書」(昭和28年発刊、絶版)は、

BC級戦犯701人の遺書をまともたものです(巣鴨遺書編纂会)。
BC級戦犯として5000人以上が訴追され、1000人近くが刑死されていますので、
その大部分の方の手記と言えます。
日記が多数掲載されていますが、拘留からの心の変化を読み取ることができます。
戦前の精神性、戦後の日本を考える上で重要な一冊だと思います。
そして、もう一冊。
これは最近、大阪の古書店で見つけた「戦友」(昭和戦史研究会)。

出兵されて生き残った人々の戦前、戦中、戦後のプロフィール、
つまり、戦中の出兵記録と、戦後の勤務地(なんと!奥さんの写真まで)が
併載されています。
前半の太平洋戦争のデータベースが凄い。
従軍記録はこれからも紹介していきたいと思っています。